口臭の原因がわからないときに試したい5つの調べ方と対策

ひとくくりに口臭と言っても主に4つの種類があり、それぞれの口臭で原因や予防、対策が異なります。そのため、まずは自分の口臭がどういった原因で発生しているのか?口臭の種類を知る必要があります。

【主な口臭の種類】

  1. 生理的口臭
  2. 食品由来の口臭
  3. 病的口臭(内臓)
  4. 病的口臭(口腔内)

口臭の種類について知ったところで、自分の口臭の種類がどれに該当するのか?それぞれの原因の調べ方を紹介したいと思います。

生理的な原因の口臭の調べ方

まずは1の「生理的口臭」が原因なのかどうかを調べます。下記に当てはまる項目のある方は生理的口臭の可能性が高いと言えるでしょう。

  • 口臭が発生しているのは起床後、もしくは空腹時である
  • 朝起きた時に歯磨きをしていない
  • 1日の中で空腹である状態が長い(昼食を取らない)
  • 食生活が不規則である
  • 水分をあまり取らない

上の項目を見て心当たりのある方も多いのではないでしょうか?管理人も朝起きた時なんかは自分でもわかるくらい口が臭くなっています。特に前日に飲み会などがあった次の日の朝なんかは口の中が腐っているんじゃないかと思うくらい強烈なニオイがしていることもあります。

お酒に含まれるアルコールは分解するのに大量の水を使いますから体内の水分量が極端に低下します。お酒を飲んだ次の日の朝は要注意です。

上の項目に該当する箇所のある場合は生理的な問題が原因で、口臭が発生している可能性がありますが生理的な口臭は健康な人を含め誰にでもある口臭なので問題ありません。みなさんも朝起きた直後や空腹前は口の中がベタベタしたことありますよね?口の中がベタついている時は口の中の細菌が多いことを示しており、強弱はあるものの誰しもが口臭を発してしまいます。

生理的口臭が発生する主な原因は唾液量の減少です。唾液には強い洗浄&殺菌作用があり、口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えてくれます。しかし、唾液が減少すると口臭の原因となる細菌が増殖し、口臭が発生します。

そして、生理的口臭で一番のニオイが強くなるのが朝目が覚めた直後です。寝ている間は唾液の分泌量が減り、口の中で細菌が爆発的に増殖し、強い口臭が発生します。また、空腹時や体内の水分が不足している時も唾液が減少し、細菌が繁殖しますので注意が必要です。

朝の口臭は朝ごはんを食べると予防できる

生理的口臭は健康な人を含め、誰にでもある口臭です。ただ、大切なのは口臭が発生しているかもしれないと思った時にそのままにし、口臭を撒き散らすのか、しっかりとケアするのかで周りの人に不快な思いをさせるかどうかが変わってくるということです。

まず、1日で一番口腔内の細菌の数が多い起床後はどんなに時間がなくても必ず歯磨きを行い口腔内の細菌を一掃しましょう。また、職場や学校などで口の中がベタついてきたらガムなどの軽いものを口にしたり水分を補給し、唾液の分泌を促すようにすると良いでしょう。

また、朝家を出る前に朝食を食べる方と食べないで外出される方がいると思いますが、人間は空腹時に最も唾液の分泌量が減るため朝の口臭を気にするのであれば朝ごはんを食べてから外出することをおすすめします。朝ごはんを食べている間は自然と唾液が分泌されますし、食べた後も唾液腺が正常に働きます。

食べ物が原因の口臭の調べ方

続いて2の「食品由来の口臭」が原因となっているかどうかを調べます。同じように下記の項目でチェックしてみましょう。

  • 1日以内の食事でネギ、にんにく、にら、玉ねぎ、らっきょう、お酒などを口にした
  • 喫煙者である

「食品由来の口臭」はその名の通り、ある食べ物を口にすることにより発生する口臭です。上記の食べ物でネギやにんにく、にら、玉ねぎ、らっきょうに含まれている「アリシン」という物質が主にニオイの原因となる成分です。この「アリシン」が体内で吸収され、血液中に取り込まれ肺から呼気となり排出されます。

ネギやニラなどはスーパーで購入した段階ではあまり臭いませんが切ったり磨り潰したりするなどして細胞が破壊されることによりニオイ成分へと変わります。ネギやニラを食べる時の「噛む」という動作がネギやニラのニオイを引き出していたんですね!

食べ物が原因の口臭は「食べない」が正解

口臭の主な原因となる食べ物のニンニクやネギ、ニラ、らっきょうに含まれる「アリシン」は熱に弱い性質があるため口にする場合は加熱することにより口臭の発生を抑えることができます。

ただ、やはり原因となる食べ物を食べないことが一番の予防となりますので、これらの食べ物を口にする時は食後や次の日の予定で大切な打ち合わせやデートの予定がないか確認するようにしましょう。

管理人はネギやニラが大好きなので食べないという選択はありませんが、次の日に大切な予定があるときは口にしないようにしています。

胃や腸などの内臓が原因の口臭の調べ方

3の病的口臭は「胃潰瘍」や「胃炎」、「十二指腸潰瘍」など、主に胃や腸が病気にかかっていたり調子が悪い時に発生しやすい口臭です。「腐卵臭」と呼ばれる卵の腐った臭いがするのが特長です。下記の項目に当てはまる方は特に注意が必要です。

  • たびたび胃が痛くなることがある
  • 便秘や下痢になりやすい
  • 脂っこい食事をとることが多い
  • 野菜はあまり食べない
  • ストレスを感じやすい方である

胃や腸の調子が悪いと消化不良により食べ物が体内で発酵します。分かりやすく言うと腐っている状態です。そして、それらが発生させたガスが血液をめぐり肺に行き、強い口臭となり排出されます。

胃や腸が原因の口臭は体の中の問題ですので多少時間がかかります。口臭が発生している間はマスクを着用し、口臭をまき散らさないように注意しましょう。

そして、日頃の食生活も野菜など食物繊維の多いものを積極的に取り、内臓をキレイな状態に保つことが重要です。ただし、極端に胃や腸の調子が悪い時に食物繊維の多い食べ物を食べると、逆に胃や腸に負担をかけてしまう恐れがあります。その場合はまず消化に良い物を食べ、胃や腸の調子を整えるようにしましょう。

胃のニオイは口臭にならない

また、よく胃からニオっているいると勘違いされている方がいらっしゃいますが、胃と口や食道は「噴門部」と呼ばれる弁があるためダイレクトに繋がっているわけではありません。

そうなると当然、多少胃の調子が悪くても口から胃の中のニオイがすることはありません。よく胃が悪いニオイがするというようなことを耳にしますが胃の中のニオイを口から感じることができるのはゲップをした時だけです。

小学校の体育の時間などに逆立ちをした経験があると思いますが、もし胃と口がつながっていたら食べ物が逆流してきたはずですが逆立ちをしても食べ物が逆流してきたりしませんでしたよね?

多くの方が勘違いされていますが胃が悪くても直接口臭に影響はありません。

内臓が原因の口臭の対策

胃や腸が原因の口臭の主な原因は食べ物をうまく消化できないことによるガスが原因です。そのため、定期的に内臓が原因の口臭が発生してしまう場合は自分の生活環境を変えなければ再発のリスクが非常に高いと言えるでしょう。

むねやけや胃の部分が痛い、ムカムカするといった症状が定期的に見られる場合は「ピロリ菌」に感染している可能性もありますので病院で詳しい検査を受けると良いでしょう。また、仕事などのストレスが胃や腸にきやすい人は趣味やスポーツなどを行いストレスを溜め込まないようにする工夫が必要です。

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日頃の食生活で野菜が不足しがちな人は野菜ジュースや青汁などを利用し、食物繊維を補うのも一つの手です。

虫歯や銀歯、舌など口の中が原因の口臭の調べ方

最後に4の口腔内の病的口臭の調べ方です。口臭は口の中が原因で口臭が発生している場合がほとんどです。下記のチェックリストに当てはまる方は口の中に口臭の原因がある確率が高いでしょう。

  • 虫歯がある
  • 歯科検診を3年以上受けていない
  • 歯茎がブヨブヨしている
  • 歯茎が赤い色をしている
  • 歯茎が下がっている
  • 歯磨きの際に出血する
  • 歯磨きをしっかりできていないと思う
  • 舌の上が白い
  • しばらくメンテナンスをしていない銀歯がある

虫歯が原因の口臭

まず、虫歯が原因の口臭ですが、虫歯が原因で口臭が発生している場合は虫歯がかなり進行している可能性があります。なぜかというと初期の虫歯は歯にできる傷も浅く、日頃の歯磨きで汚れを落とすことも十分に可能で口臭の原因となることはほどんどありません。にもかかわらず虫歯で口臭が発生している場合は虫歯による穴が相当深く、すでにブラシが届きにくくなっている、もしくは虫歯菌が歯の神経に到達し、歯の神経そのものを腐らせているからです。

このような状態の場合は自らのセルフケアでは対処できないため早めに歯科医院による治療を受けましょう。そして、治療後は再発防止に勤め日頃から正しいセルフケアを心がけましょう。

口臭に効く正しい歯磨きの仕方とタイミング

歯周病が原因の口臭

「歯茎がブヨブヨしている」「歯茎が赤い」「歯茎が下がっている」「歯磨きの際に出血する」などの症状が見られる場合は歯周病(歯槽膿漏)の疑いがあります。

実は口腔内の病的口臭の多くは歯周病が原因の場合がほとんどです。こちらも初期の段階を除いてセルフケアはできませんので歯医者さんによる治療が必要となります。ただし、初期の歯周病や再発防止には歯周病予防専用の歯磨き粉などを活用すると再発防止や予防に効果的です。

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銀歯が原因の口臭

昔の虫歯治療により銀歯があるが長らくメンテナンスをされていない銀歯がある場合は銀歯が原因で口臭が発生している可能性が考えられます。銀歯が原因の口臭は「硫黄のニオイ」「ゆで卵のニオイ」「肉が腐ったニオイ」「生ゴミのようなニオイ」がするのが特長です。

銀歯に使われている素材は金属ですので経年劣化による錆びなどにより脆くなり、長く使っているうちに無数の傷が付きます。銀歯についた傷は通常の歯のように再生されることはないので増え続け、傷自体も徐々に深くなります。そして、それらの傷に付着した細菌の中で歯ブラシの毛先の届かない傷に付着した細菌がニオイの原因となります。

また、銀歯に使われている「接着剤」も時間とともに壊れたり溶けたりし、歯と銀歯の間に隙間を作ります。当然、その隙間には食べカスや細菌が溜まり、ニオイの原因となります。

銀歯が原因の口臭の対策

銀歯の部分は他の歯と比べて汚れが溜まりやすく、虫歯や口臭の原因となりやすい箇所ですので日頃のケアにも気を使う必要があります。

銀歯のある方は日頃の歯磨きに「デンタルフロス」と「ワンタフトブラシ」の使用を取り入れることで通常の歯ブラシでは落としきれない汚れを落とすことが可能となります。

銀歯の箇所のお手入れで歯ブラシの毛先が引っかかったり、デンタルフロスが切れてしまう場合は銀歯が劣化している可能性があります。そのような場合は歯科医院に行き、銀歯のメンテナンスを行いましょう。

また、このような症状がなくても銀歯のある方は年に1回でも銀歯のメンテナンスやクリーニングをしてもらうと良いでしょう。

舌苔(ぜったい)が原因の口臭

舌苔(ぜったい)とは舌の表面にある苔(コケ)のようなもので、基本は白色ですが細菌の種類や食事などによっては茶色や黒色の場合があります。そんな舌苔が何なのかというと、舌の表面の角質に細菌や汚れが付着したもので、体質や体調、食事により量が異なります。また、ドライマウスの方は舌苔が付きやすい上、取れにくい傾向にあります。日頃から口呼吸の方などは注意が必要です。

舌苔は健康な方でも少なからずあるものですので治療の必要はありませんが、量が多過ぎると口臭の原因となることがありますので量が多過ぎる時には注意が必要です。

舌苔の色が濃い場合など「量が多いな〜」と感じる方は舌ブラシを使って優しく取り除きましょう。よく歯を磨くついでに歯ブラシで舌をゴシゴシと磨く方がいますが絶対にやめてください。舌の表面は非常にデリケートで傷つきやすいため歯ブラシなどの硬さでは細かい傷がついてしまいます。傷の付いた部分というのは細菌の好物です。逆に口臭を悪化させることにもなりかねません。

そもそも舌苔というのは食べ物のカスか細菌の死骸ですので、頑張って取り除いたところですぐに元に戻ってしまいます。

舌苔の量が多い場合は生活習慣に問題があるか、口呼吸になっている、もしくは何かしらの病気である可能性があるため濃い状態が長く続くようなら病院で診てもらうと良いでしょう。

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舌ブラシを使う場合は朝起きた時に行うのがベストです。舌の磨き過ぎは粘膜を傷つけ、口臭を悪化させる恐れがありますので週に1〜2度程度にしましょう。

口臭の原因の調べ方まとめ

以上が口臭の主な原因と対策方法です。朝の口臭は誰にでもあるものですが、しっかりと対策していれば予防することができます。管理人はマンションに住んでいるのですが朝のエレベーターで複数のおばさんと一緒に乗った時に強烈なニオイに具合が悪くなることがあります。朝の生理的口臭や食べ物が原因の口臭は日頃の生活の中で少し気をつけるだけで予防できますので他人に不快な思いをさせないようにしっかりと対策しましょう。また、口腔内が原因の口臭は歯科医院の治療が必要なものが多くありましたが、そのような口臭も歯科医院による定期健診を受けていれば重症化する前に手を打つことができます。

口臭というものは他人のニオイは気になりますが自分のニオイには気づきにくいという特徴があります。周りの人に不快な思いをさせることの無いよう、日頃のケアをしっかりと行うようにしましょう。



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